ミッドライフ・クライシス

先日読んだ日経ビジネスオンラインコラム
初めて知った「ミッドライフ・クライシス」という言葉。


(ミッドライフ・クライシスの説明はこちら


ほうほう、そんな概念があるんですか。
これってまさに、今の自分に当てはまってるな。。。


自分の葛藤が概念的に説明されてスッキリしつつ、
誰にでも起こりうるありふれた葛藤なんだなと気づき、複雑な気分。


今までの価値観に対する疑問
漠然としたむなしさ、焦り、停滞感


そうした葛藤が新しい可能性や創造性への飛躍につながるとのこと。
そう考えると、ここのところずっと抱いている
心のモヤモヤも悪いものではないな。


ミッドライフクライシスを乗り越えようとする過程は、
「夜の海の航海(night sea journey)」なんて表現されるそうです。


「心が暗闇の中にあって、出口の光が見えず長らく低迷する状態」


というワケで、誰が言ったか知らないがうまいこと言ったもんです。


世界の錯綜から自らを解放するために、
「夜の海の航海」をもう少し続けてみようと思います。

「年をとれば、自分自身や世界などの両義性を知ることがきわめて重要になってきます。
疑うことは知恵の始まりです。人生の価値を疑い始めることはきわめて重要であり、
そうして世界の錯綜から自らを解放することができるようになるのです。
若い人たちは疑いの中で生きることができません。
人生に対して深刻な疑いをもてば、世界に入っていけなくなります。
しかし成熟した人は世界からもっと分離すべきです。
人生の半ばをすぎれば、それは完全に正常なことです。」

by ユング

PS
ミッドライフクライシスという概念を調べていて
読み応えがあったのが下記のコラム。

ある意味で当たり前のことが書かれているのですが
興味深かったです。ご興味のある方は是非。

【ミッドライフクライシスを超えて】

第1回 このまま走り続けていいのだろうか
第2回 あなたの人生のカーナビは機能していますか
第3回 苦しみから抜け出すヒント
第4回 自分と向き合い、自分を見つめ直す