今を生きる

早いもので2011年も2月半ばですね。


我がブログは年始のあいさつ以来、忙しさにかまけて更新していなかったのですが、
本日は自分の心に残った出来事を残しておきたいと思います。


今日、お通夜に参列しました。
監査法人時代に大変お世話になったYさんが亡くなったのです。


Yさんは私が監査法人で社会人デビューした時の育成担当マネージャーで、
私より14歳年上のベテラン会計士。
人見知りで仕事に厳しくてヘビースモーカーなオジサン。


育成担当といっても手取り足取り教えてくれたわけではなくて、
むしろ、おおまかな指示だけで後は「自分で考えろ」


自分なりに考えて作った監査調書やレポートによくダメ出しされた。
土曜も日曜も関係なく仕事に呼ばれた。
意地悪されているように感じて反発した時もあった。


でも、その時に自分なりに色々考えて仕事に取り組んだことが
今の自分の基礎になっており、Yさんにはすごく感謝している。


現在の会社に転職した後も色々とお付き合いさせて頂いていたものの、
ここ2年ほど忙しさにかまけて連絡できずにいた。
最近Yさんどうしてるかな〜と思っていたらまさか亡くなってしまうとは・・・


やはり人生はいつ終わるかわからないから、やりたいことを先延ばしにしちゃダメだ。
そのことをしみじみと感じた。


斎場にはYさんが好んで吸っていたタバコ「NEXT 100's」が山積みされていた。
故人を偲ぶ品としてご自由にお持ち帰り下さいとのこと。


Yさんらしいなと思わず笑って、一箱持ち帰って吸った。
吸ってるうちに、煙と一緒にいろんな想いが胸にこみあげてきた。


Yさんへの恩返しのためにも今を精一杯生きよう。