震災から1週間

早いもので震災から1週間が経過。
ご多分にもれず、いろんなものに翻弄された1週間でした。


震災の当日は会社で帰宅困難者の対応に追われ、
被災地のTV報道を見れば見るほど心がかき乱され、
原発事故や計画停電のアナウンスに右往左往し、
株価の乱高下に一喜一憂し、


これまでの平穏な日々がいかにありがたいことか、
そして、自分の無力さをしみじみと痛感。
しかも、東京で過ごしている自分が直面している苦労なんて
被災された方々に比べれば本当にちっぽけなものだし。


直観的に思うのは、これからの日々はいろんな意味で
過去の延長線上とは異なるものなんだろうということ。


今までの常識やこれまで自分が得てきたものにこだわっていてはダメ。
様々な現実の変化を受け止めて、心を揺らさずに淡々と挑んでいきたい。

今を生きる

早いもので2011年も2月半ばですね。


我がブログは年始のあいさつ以来、忙しさにかまけて更新していなかったのですが、
本日は自分の心に残った出来事を残しておきたいと思います。


今日、お通夜に参列しました。
監査法人時代に大変お世話になったYさんが亡くなったのです。


Yさんは私が監査法人で社会人デビューした時の育成担当マネージャーで、
私より14歳年上のベテラン会計士。
人見知りで仕事に厳しくてヘビースモーカーなオジサン。


育成担当といっても手取り足取り教えてくれたわけではなくて、
むしろ、おおまかな指示だけで後は「自分で考えろ」


自分なりに考えて作った監査調書やレポートによくダメ出しされた。
土曜も日曜も関係なく仕事に呼ばれた。
意地悪されているように感じて反発した時もあった。


でも、その時に自分なりに色々考えて仕事に取り組んだことが
今の自分の基礎になっており、Yさんにはすごく感謝している。


現在の会社に転職した後も色々とお付き合いさせて頂いていたものの、
ここ2年ほど忙しさにかまけて連絡できずにいた。
最近Yさんどうしてるかな〜と思っていたらまさか亡くなってしまうとは・・・


やはり人生はいつ終わるかわからないから、やりたいことを先延ばしにしちゃダメだ。
そのことをしみじみと感じた。


斎場にはYさんが好んで吸っていたタバコ「NEXT 100's」が山積みされていた。
故人を偲ぶ品としてご自由にお持ち帰り下さいとのこと。


Yさんらしいなと思わず笑って、一箱持ち帰って吸った。
吸ってるうちに、煙と一緒にいろんな想いが胸にこみあげてきた。


Yさんへの恩返しのためにも今を精一杯生きよう。

2011年の抱負

2011年がスタートしましたね。
本年もよろしくお願いします。


(年賀状をお送り頂いた皆様、ありがとうございます!
連絡が遅くなりましたが、今年は喪中のため年賀状でのご挨拶を差し控えさせて頂きました。
年賀状を頂いた皆様には寒中見舞いにてご挨拶させて頂きます)


さて、2011年は皆さんにとってどんな1年ですか?


私にとっての今年は、E社に移って10年目という節目の年。
(なぜか自分は節目の年を強く意識するところがあります・・・)


そして、E社にとっても今後を占う上で非常に大事な1年。


これまで成長を牽引してきた主力事業に依存していては長期的に存続するのは難しい。
新しい事業の柱を育て、会社がさらに一皮むけられるかどうかの分岐点。


まぁ言葉で言うのは簡単だけど、そんなにやさしいことではない。
誰かに期待するのではなく、まずは自分から新しい行動を起こしていくしかない。


社歴が長くなってくると惰性でさばけることが増えてきて成長曲線が下がってしまう。
そのことを強く意識して刺激的な10年目にしたいと思います。


また、個人的な取組みでは、昨年来のテーマであるジム通い・サックス・英語に
引き続き取組むつもり。


いずれも自分が得意なテーマではないので、正直、身につくスピードは遅いけど、
いろいろな取組み方を試行錯誤しながら楽しんでやりたいなと。


いずれにせよ今年は、仕事もプライベートも、


日々に流されず、もっともっと考えて、
開き直ってカン違いして最後は感性で


過ごしていこうと思います。

2010年を振り返る

今年は本日でようやく仕事納め。
1月締め切りの仕事がいろいろ重なったのが原因なのですが、
30日まで働いたのはE社に入ってからは初めてかも。


今期、E社は過去最高益を迎えることができそうな状況で、
ここ数年の苦労が花開いた一年でした。
(とはいえ、来年以降も予断を許さない状況が続くのですが・・・)


また、今年は自分にとって35歳という節目の年だったので、
個人的に「変化」することを強く意識した一年でした。


ジム通いをしたり、
サックスを習い始めたり、
英語の勉強をしたり、
そして、結婚をしたり。


今まで取り組んでこなかったことに敢えて向き合った一年。


時間の使い方が昨年までとずいぶん変わったし、その結果、
いくつかの不義理をせざるを得ない面もありました。


そのことに一抹の寂しさを感じつつも、今は変化が必要な時期。
明日からの正月休みで来年の過ごし方を考えてみようと思います。


皆さんも良いお年を!

TOEICを受けてみた

今年はジム通い・サックスと今まで時間を割いてこなかったものに取り組んでいるのですが、
もうひとつ取り組んだのが英語の勉強。


今年の中頃から「久しぶりに英語でも勉強しようかな」と思い立ち、
まずは現在の実力を知るべくTOEICを受験したのが6月末。


その時のスコアは595点(listening 285点、reading 310点)
実に中途半端な点数。


その後、まずは「年内に700点」を目標に、月を追うごとに仕事や結婚準備で忙しくなる中、
時間を見つけて少しずつ勉強してました。


そして、年内ラストチャンスの11月末に受験し、その結果が返ってきた。


結果はピッタリ700点。
なんとか目標達成・・・。


正直、700点という点数では何がどうなるわけではない。
外国人とスムーズに話ができるわけではないし、
転職が有利になるわけでもない中途半端な点数であることに変わりはない。


でも、試験を終えた直後の手ごたえとしては「700点に届かないかな・・・」
という感触だっただけに、ひとまず目標を達成できたのが素直に嬉しい。
来年以降のモチベーションがつながった感じ。


今回の点数を見ているとあることに気づく。

項目 11月末スコア 6月末スコア 前回比
TOTAL 700 595 +105
LISTENING 320 285 +35
READING 380 310 +70

通常、TOEICでハイスコアを取る人達ってlisteningの方が点数高い。
なのに自分はlisteningの方が点数低いし、前回からの伸び幅も低い。


これは伸びしろがあると考えるべきか、前途多難と考えるべきか
わからないけど、補強ポイントが明確であることは確か。


ホンコンさんも言ってるけど、700点台を取ることは
ちょっと勉強してTOEICの試験に慣れればなんとかなる。
この次の800点台に突入するのが「壁」になりそう。


800点台に突入するためにはまだ自分の勉強時間が足りない。
この5ヶ月間でも100時間に満たない勉強量だし。


何でもある程度モノにするには1,000時間は時間を費やす必要がある
ってよく言うけど、それにはまだ遠く及ばない。


次の壁を超えるために、勉強時間の確保の仕方と勉強方法の見直しを考える今日この頃。


(listeningを伸ばす良い勉強法をご存知の方がいたら、是非救いの手を!)

マリノスの大量解雇騒動に思う「伝わる言葉」

ずいぶん前の話題になっちゃったけど、
マリノスでベテラン選手が大量解雇された話に思うこと。


マリノス一筋の16年、松田直樹が示した本気のクラブ愛とサッカーへの思い


上記の記事に興味を持って、マリノスのシーズン最終戦での松田選手、
そして、木村和司監督、嘉悦社長の挨拶をyoutubeで聞いた。


松田選手の挨拶

松田選手挨拶全文テキスト


木村監督、嘉悦社長の挨拶

木村監督、嘉悦社長挨拶全文テキスト


松田選手の挨拶は観客一同が感動の嵐。
一方、木村和司監督、嘉悦社長の挨拶はブーイングと松田選手へのチャントでかき消されて、
まともに聞いちゃもらえない。


冷静に聞くと、嘉悦社長の挨拶だって彼の立場を理解してもらうために
懸命な想いとコミットメントを訴えている。
すごく筋道立った内容だし、熱を込めて語っている。


でも、いきなり解雇されて明日もわからない人間の心の叫びと
社長を辞任してもそれなりの立場があるだろう人間のロジカルな訴えでは、
やはり聴き手への伝わり方が違う。


自分はどちらかと言うと嘉悦社長に近い立場で話をしなくてはならないことが多いので、
嘉悦社長に同情してしまう。
でも、現段階において、彼はどんなに言葉を尽くして自分の行為を正当化しても
サポーターを納得させることはできない。
結局は、来シーズンの結果で納得させるしかないってこと。


一方、木村和司監督は通り一遍の淡々とした内容で挨拶を終えており、
ある意味全くヤル気を感じさせないスピーチ。
でも、それが正解なのかもしれないとも思う。


「ゴチャゴチャ言うより、来期の結果を見とれ!」


という「敗軍の将は兵を語らず」的なスピーチだったのかなと。


うまくいかない時、責任の矢面に立たされた時に管理職はいかに振舞うべきか、
考えさせられるエピソードでした。

サックス


今年の半ばから、ふと思い立ってサックスを習い始めています。
今まで音楽なんて全くやったこともないというのに。


最初のきっかけは森さんの結婚式の2次会。
新郎自らサックスを吹く姿を見て、


「オレも楽器できるようになりたいな・・・」


と何気なくつぶやいたところ、ウチの奥さんが即座にサックスを購入。


それは2年ちょっと前の話で、盛り上がったのもつかの間、
その後すぐに中国駐在へ行ってしまったりして、
サックスは部屋の片隅で寂しそうにしていました。


そんな忘れ去られたサックスが復活したのは
今年の中頃に会社のパーティー石川周之介さんにお会いして、
サックスのレッスンをお願いするようになってから。


月に1〜2回のレッスンで、まだ本当に初心者の段階。
これがちゃんと音を出すだけでも難しい・・・。
自由自在に吹きこなすのはずいぶん先の話ですが、
それでも結構楽しいです。


石川さんはいわゆるプロのミュージシャン。
ライブ、メディア出演、レッスンで生計を立てている。
そして、自分と同い年。


音楽だけで食っていけるなんてすげぇ・・・


自分と同い年でも人生の歩みは全く違うのがすごく興味深くて、
話を聞くだけでも面白い。こんな人生もアリなんだって感じ。


見た目にミュージシャンらしい雰囲気を醸し出していて、
人柄もすごく穏やかで教え上手。


12月は数多くのライブで演奏されるようです。
忙しい時期ですが、うまく時間を作って聴きに行きたいと思っています。


皆さんもよかったら是非!


石川周之介さんのプロフィール

<12月のライブスケジュール>

■12/2 (Thu)
牧野竜太郎
Ryutaro Makino
@November 11th (赤坂 Akasaka)
Open 18:00 Start 19:30
http://www.risingdragon.jp/

■12/4 (Sat)
Uit Nederland + vice versa + Rico
@OVE (南青山 Aoyama)
Open 18:00 Start 18:30
http://ove-event.seesaa.net/article/168139027.html

■12/10 (Fri)
青木カレン
Karen Aoki
@東京FMホール (Tokyo FM Hall)
Open 19:00 Start 20:00
http://www.rambling.ne.jp/artist/karen/index.html

■12/12 (Sun)
Miggy+ Jazz Orchestra
(宮嶋みぎわ)
@TOKYO TUC (Kanda. Iwamotocho)
Open18:00
1st Set 19:00 / 2nd Set 20:30
http://www.tokyotuc.com/

■12/17 (Fri)
中塚武 Beat Communist
Takeshi Nakatsuka
@PLUG (渋谷)
http://www.nakatsukatakeshi.com/

■12/18 (Sat)
畠山美由紀
MIyuki Hatakeyama
@横浜ランドマークホール (Yokohama)
FM横浜主催 "Merry Christmas for you"
出演:南波志帆畠山美由紀/bird
http://www.fmyokohama.co.jp/topics/detail/25thLive/

■12/25 (Sat)
X'mas Night
@代々木NARU (Yoyogi)
http://www.yoyogi-naru.com/schedule.html

■12/29 (Wed)
東京中低域
@440 (下北沢)
http://www.eqcd.net/iki/