プレイングマネージャーからの脱却(2)


最近、仕事に対する自分のスタンスを変えなければいけないと感じています。


一言で言うと、「プレイングマネージャーからの脱却」といったところ。


今の会社に移ってからもうすぐ8年。


少数精鋭のベンチャー企業に移籍した場合、即戦力として期待される人材は
口先だけのマネジメントではなくて実務力が問われます。
ある意味、野球の外国人助っ人と一緒で、早期に周囲を認めさせる
結果を残すことが必要。


そうした意識から、今の会社に移籍して以来、自分がメインの担当者として
あらゆる仕事を引き受けてきました。
少々キャパオーバーでも逃げるのは嫌だし、それが自分のキャリアを
作ることにもなりますし。


しかし、最近、自分で仕事を抱え過ぎて、ひとつひとつの仕事に
十分な時間がかけられなくなってきました。


なんていうか、及第点ギリギリでそれぞれの仕事を凌いでいる感じ。


それはそれで非常に効率の高い状態とも言えるけど、
綱渡りな感は否めず、どこかで破たんしても不思議ではない。


また、悪く言うと、仕事を抱えるということは自分の価値を
会社に認めさせるためというエゴな側面もあり、それが会社にとって
最適な選択かどうかは別問題です。


もっと一緒に働いているスタッフに目配りして、彼らの能力を
有効活用した方が会社全体として最適なのではと思う今日この頃。


会社の事業規模が拡大していく中で、自分も仕事のスタイルを
変えていかないといけない。


自分を過信して、全てやろうとしない。
組織で仕事を行う体制を構築しよう。


上記の内容なんて、本来、経営マネジメントにおける超初歩的な議論。
しかし、いざ自分が当事者になると、頭では理解できても
意外と実行するのが難しいです・・・。