不動産探しの旅 その1


そもそもの出発点は、


「厳しい経済環境だから住居コストの見直しを図ろう」


というのがきっかけでした。


私のように住居を賃貸している人が住居コストを下げようと思ったら、
下記の3つの手段があります。


(1)現在の家賃の値下げ交渉をする。
(2)より安い家賃のところに引っ越す。
(3)住居を購入する。


簡単かつ確実なのは(1)か(2)です。


しかし、今回は直感的に(3)の手法に興味を抱きました。


こんなご時勢だからこそ住居を購入することで
住居コストを(1)や(2)の手法以上に引き下げることが
できるのでは?と思ったからです。


もちろん、購入が必ず有利になるわけでなく、不利になる可能性もあります。


しかし、思い立ったが吉日、今年の初めから不動産を購入するための
調査を開始したのでした。


まず、今回の不動産購入の目的は「住居コストを下げる」ことなので、
不動産選定の第1項目は「リセールバリュー」です。


購入が賃貸よりファイナンス上有利かどうかは、月々の支払額もさることながら、
所有後の資産価値がどれだけ維持されるか?という点が重要になります。


リセールバリューの高い物件にはどんな特徴があるのか?


最初、あまり見当のつかなかった私は、不動産の仲介業者や
インターネットを利用して、新築or中古・戸建てorマンション・
都心or郊外を問わず、様々な物件情報に当たってみることに。


これらの調査の結果、過去においてリセールバリューが高かった物件の
共通項が少しずつ浮かび上がってきたのでした。