今、あえてバリュエーション
現在の暴落相場に直面して自分が反省している要素の一つに
「待ちきれなかったこと」がある。
ここ1年、自分がバリュエーションしていて、「これは絶対に買いだ!」
と思える銘柄は全くと言っていいほどなかった。
だいたい、この銘柄は素晴らしい!と思うと株価が高かった。
「こういう時は待った方が良いのだろうな」と思い、現金化を進めつつも、
「優良銘柄はいつまで待っても買えないかも」と思い、「このぐらいならいいか」
という株価水準で投資した(投資を続けた)銘柄もあった。
ここで待ちきれなかったのは、やはり自分の経験不足。
これだけの大暴落の可能性を頭では理解しつつも、リアリティを感じなかった。
もっとも、これって結果論でもあって、過去の上昇相場の時に早々に降りていたら、
自分の資産も増えていなかったとも言えるけど・・・。
幸いなことにまだ投資に踏み止まるだけの体力は残っている。
過去を省みるのはここまでにして、次の相場の流れに備えて粛々と銘柄研究を進めていこう。
そんな思いを踏まえてエッセイを書いてみました。
よかったらご覧になってください。
IR物語第43回「今、あえてバリュエーション」