不動産探しの旅 その5
(前回の続き)
リセールバリューを求めるならやはり都心の物件!ということで、
この日は不動産屋さんと一緒に中古のタワーマンションをいくつか内見。
なぜタワーマンション?
前回も紹介した東京カンテイのデータによると、過去10年間における
リセールバリューが高かった物件の要素として「都心であること」の他に、
・総戸数が多い(階数が高い)ほどリセールバリューが高い。
・駅から近いほどリセールバリューが高い。
という傾向があり、都心のタワーマンションはそれらの条件を満たしていたからです。
(要はここ10年間は都心のタワーマンションが人気だったわけですね)
これからもこのトレンドが続くかわかりませんが、まずはここ数年
リセールバリューが高かった物件を肌で感じてみようというのが目的です。
この日見たタワーマンション物件は全部で3つ。
そのうち2つはやはり分譲アップ物件(新築価格<中古価格)。
それぞれ新築時から2〜3年が経過しているのに強気な販売価格設定です。
ブランド力の強いタワーマンションは「どうしても欲しい」という
ファンがつきやすく、新築時に完売した物件は「供給<需要」により
新築価格より高くても売れるとのこと。
その説明を聞いて「IPO銘柄投資」を連想します。
さしづめ、分譲アップ価格で中古物件を買うのは「IPO銘柄の初値買い」
といったところでしょうか。市況がよければ運よくキャピタルゲインを
得ることができますが、ヘタすればババを引かされる羽目になってしまいます。
「IPO銘柄の初値買い」のようなイケイケ順張り投資は自分の流儀ではないので、
やはり分譲アップ物件は買う気が起こりません。よって、この2件はパス。
しかし、残りのひとつは魅力的な物件でした。
何が魅力的かと言うと・・・(次回に続く)