100年に1度の金融危機

本当にすごいことになってきたなとしみじみ思う。
もちろん他人事ではなく、自分も火傷を負っている。


自分の投資としては、今回の出来事に対してうまく対処できている
部分はあるものの、もっとうまくできたはずという思いの方が強い。


そもそも、こうなっても不思議ではない感じはしていた。


お金がお金を生む金融資本主義には強い違和感があったし、
未来永劫続くとは思えなかった。
ただし、それが崩壊するスピードは予想以上に早く、
また、自分の違和感を正面から受け止めず、流してしまっていた。
ありきたりな油断であり、その意味での反省点は多い。


しかし、心のどこかで今回の経験を待ち望んでいたような気もする。
最近、「これを乗り切ってこそ本物の投資家」と自分の中で
投資に対する情熱が再燃し始めている。


いつ上昇するかはわからないけど、資本主義をやめない限り、
どこかで株価は戻るはず。


何年か後にこのブログを読み返した時に、


「あの時はすごかったなぁ・・・あの時をしのいだから今がある」


と思い出に浸れるように以下の記事を残しておく。


終値881円安、下げ率戦後3番目=7日で3000円下落−東京株
2008年10月10日(金) 16時1分
 東京株式市場では10日、世界的な景気悪化の加速を恐れた投資家が株を投げ売りし、全面安の展開となった。大和生命保険の経営破綻(はたん)も混乱を増幅した。日経平均株価の下げ幅は一時、2000年4月以来となる前日比1042円まで拡大。終値は同881円06銭安の8276円43銭と03年5月以来の安値に沈み、下げ率は9.6%と戦後の東証再開以来3番目の急落だった。日経平均は10日までの7営業日で3091円強値下がりした。
 東証株価指数TOPIX)は同64.25ポイント安の840.86と急落。東証1部の出来高は32億7441万株、売買代金は2兆6353億円に膨らんだ。
 10日は内外の機関投資家が銀行や自動車、電機といった主力銘柄に大量の売りを出した。アジア市場も軒並み急落し、東証での売りに拍車を掛けた。