マネジメントゲーム

皆さん、マネジメントゲームってご存知ですか?


会社を立ち上げてセミナー事業に注力している石野さん
最近強い関心を抱いているというマネジメントゲーム
(ゲームの詳細はこちら


先日、石野さんによるマネジメントゲームセミナーのお誘いを受け、
面白そうなので参加してきました。


セミナーの感想としては、まず、このマネジメントゲームが単純に面白かったです。
30年くらいセミナーが続いているというのも頷けます。


ゲームの概要は5〜6人一組で卓を囲み、それぞれが経営者になって
企業経営を5期にわたって行い、1期ごとに決算を締めてB/S・P/Lを
作成するというもの。


ゲームの流れは「モノポリー」のようなボードゲームスタイルで、
参加者が順番に様々な選択肢の中から経営に関する意思決定を行います。


最初にルール説明を受けた段階では、
「なんだかいろんなルールがあるけど、それなりに結果は出せるだろう」
と余裕をかましていたのですが、
いざゲームを始めてみると最初の期で赤字は出すわ、資金繰りショートで借入するわ散々。


このゲーム、結構手ごわい・・・


もはやCFOとか会計士とか言ってる場合ではなく、途中からムキになって取り組んだ結果、
最後の期でようやく黒字化を達成。
マネジメントゲームなるものを少しだけ理解したところでセミナーを終えました。


とはいえ、石野さんの教え方は相変わらず面白かったし、
セミナーの参加者も気持ちの良い方ばかりだったので、
非常に楽しくて学びのある二日間でした。


このセミナーを通じて私が一番強く感じたことは、準備の大切さ。


出だしの準備が不足すると、他者の動向やアクシデントに心が揺さぶられ、
迅速かつ適切な意思決定ができない。
その結果、全体のパフォーマンスを大きく損なわせる結果になる。


新しいチャレンジをする時、自分を過信して何となく始めてしまうのが一番良くない。


過去にも仕事やギャンブルの経験を通じてそのことを理解していたつもりでしたが、
改めて痛感させられました。


このゲームは、
製造業における経営の基本的なサイクルを頭だけでなく身体で感じることができ、
経営の意思決定がどのように財務諸表に反映されるかを理解できるので、
経営に携わる多くの方にオススメできます。


石野さんは今後もこのセミナーを開催するそうなので、
興味のある方は是非! → セミナーの案内