羅湖商業城

今日は駐在スタッフと一緒に羅湖(luo hu)という街へ。


有名な羅湖商業城に行ってみた。
ここはいわゆる大型ショッピングセンターで
上野のアメ横のような雰囲気のお店を大量に集めたところ。
そして、様々なバッタもんを扱っている・・・。

ロレックスやオメガといった腕時計からヴィトンやグッチの鞄、
さらにはipodプレイステーションなど、なんでもある。
そして、ニセモノの中でも精度が非常に高いそうだ。
(時計のセイコーの技術者がその技術に驚いていたとのこと)


ここの面白さのひとつは買い物の交渉。
外国人が歩いているとすごい勢いで客引きがやってくる。
そこで興味のあるものがあれば値段交渉の開始。
ここには定価の概念なんかなくて、相手を見て値段を言ってくる。


バッタもんなので適正価格もよくわからない・・・。
勢い、相手の半分か1/3くらいの価格で言い返すと、
そこから延々と交渉が始まる。


時には「その値段ならいらないよ」って帰ろうとすると、
「ちょっと待った」と呼び止められたりする演出も
加わりつつ、値段が決まる。
(一緒に行ったスタッフは4回くらい帰ろうとして、
ようやく値段がまとまっていた。)


楽しいといえば楽しいが、疲れるといえば非常に疲れる仕組み・・・。


「相手によって値段が変わる」というのが、とても中国らしい。
市場取引に慣れ過ぎると、商売の原点である相対取引
忘れがちだけど、こちらの方が原則論だ。


結局、買物はしなかったけど、新鮮な気づきのある1日だった。